所長メッセージ
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当研究所は「分子整合栄養学の普及と発展」を理念として1985年に創立されました。
分子整合栄養学とは、「身体を構成する栄養素(分子)が適切な量、適切なバランスで体内に存在すれば、健康な状態を維持できる」という考え方に基づく新しい栄養学です。当研究所の創立者である金子雅俊は、分子整合栄養学理論確立の中心人物であるライナス・ポーリング博士(ノーベル化学賞(1954年)・ノーベル平和賞(1962年)受賞)に師事し、分子整合栄養学を学びました。分子整合栄養学を学ぶ中で対症療法中心の日本の医療体制を憂いた金子は、分子整合栄養学を日本に導入するために帰国し、分子整合栄養学の普及と発展を願って当研究所を創立しました。
当研究所には、医師や医学博士、生化学や有機化学等の専門家が所属し、「生化学や現代医療等に基づく栄養素の研究」と「分子整合栄養学実践専用サプリメント『ケンビックスシリーズ』の開発」、そして「科学的根拠に基づく正しい分子整合栄養学の情報発信」を行っております。初代所長の金子が日本に分子整合栄養学を導入してから38年以上が経過し、日本国内で分子整合栄養学が徐々に浸透してきた現在、誤った分子整合栄養学や、分子整合栄養学を騙ったサプリメントの不当な高額販売が蔓延していることも事実です。創立者である父の遺志を継ぐ者として、医師として、科学者として、科学的根拠に基づく正しい分子整合栄養学の情報を発信することが、当研究所の代表である私の使命です。
これまでも、これからも、日本の分子整合栄養学の原点として、分子整合栄養学の普及と発展を目指して当研究所は歩み続けてまいります。より一層のご支援・ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、このコロナ禍が一刻も早く収まることを皆さまと共に祈念いたします。
分子栄養学研究所 所長
医師・医学博士金子 俊之
- 日本内科学会認定医
- 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医・指導医
- 日本リウマチ学会評議員
- 順天堂大学付属順天堂医院 膠原病リウマチ内科 助教